ベテルギウスはオリオン座のアルファ星で、おおいぬ座のシリウス、こいぬ座のプロキオンと共に冬の大三角形を形成しています。全天で9番目に明るい恒星で、赤く輝く赤色超巨星です。地球からの推定距離は645光年です。ベテルギウスの直径はベテルギウスを太陽の位置に置いた場合、火星軌道を大きく越え木星軌道近くまであります。
最近の観測でベテルギウスは15年前の15%の直径となっており、不安定な状態となっていることが分かりました。これが超新星爆発の兆候であるかは分かっていませんが、近い将来(100万年の間に)超新星爆発を起こすであろうと考えられています。