月の光

月の光について

月の光は太陽からの光が月の表面に反射して地球に届いたものです。月の光は古くから神秘的なものととらえられてきました。芸術や文学の作品で月をモチーフにしたものがたくさんあります。

月の明るさは月齢によって大きく変化します。最も明るいのは満月のときでおよそ0.2ルクスです。これは全天で太陽に次ぐ明るさで、太陽の50万分の1、金星の1500倍の明るさです。

月の光をテーマとした和歌

「秋風にたなびく雲の絶え間より もれ出づる月のかげのさやけさ」(新古今和歌集より)

「秋の夜の月の光はきよけれど 人の心の隈は照らさず」(後撰和歌集より)

「冬の夜の池の氷のさやけきは 月の光のみがくなりけり」(拾遺和歌集より)

月の光の名のついた音楽作品

ドビュッシー「ベルガマスク組曲第3曲」(月の光)

フェルナンド・ソル「20のギター向け練習曲第5番」(月光)

ベートーヴェン「ピアノソナタ第14番」(月光)